ルーフでバラのデザインを

ウィリアム・シェイクスピア2000〜見事なロゼット型〜

最も好きなバラのひとつです。ロゼット型の絡み合った深紅の花びらは本当に美しいです。一枚目の写真は書斎手前に咲いているシェイクスピアで午前中日が当たる場所に住んでいます。2枚目の写真は南の一日中日の当たる場所に咲いているシェイクスピアです。南のシェイクスピアの方が花数が圧倒的に多いのですが、東のシェイクスピアの方が色合いに深みが有ります。

花持ちもよく切り花にも向いています。

ブルーパーフューム〜スタンダード仕立て〜

スタンダードローズのブルーパーフュームが咲いています。南西側寝室壁際に棲んでいます。昨年京成バラ園より購入。今年は樹勢が強く花も大きくたくさん咲いています。下に咲いてるバタースコッチと色合いを合わせてみました。開花時期もぴったりでした。カタログでみるよりも藤色が強く花も大きいです。（15〜18cmぐらい）香りも強く晴れた日は寝室の窓を開けるだけで香ってきます。茎も太く硬くなるため強風にまけずルーフバルコニーでも負けずに育つ品種です。

昨年の開花写真（下）です。空中に咲いている感じがお気に入りの一枚です。昨年は花枝ひとつに花が2輪咲いていたのですが今年はすべて一輪で大輪になっています。

バラデザイン02〜強風の吹く日曜日は〜

今日は朝から小雨と強風が吹いています。ここ11階のルーフではたぶん風速10メートル以上の風が吹き続けています。一日バラの手入れに没頭するつもりだったのですが断念。朝から鉢をなるべく東側の風の当たらないスペースに避難です。といっても60鉢分は無理だし誘引しているつるバラたちは頑張るしか有りません。。。花びらがどんどん散っていきます。。。こんな日はあきらめて切り花をたくさんつくってしまいます。温室の中がバラの香りでいっぱいになりました。。。そして今日はたまった写真を整理しながらブログでまとめて紹介することにしました。

左上：「黒真珠」「ファビュラス！」　右上：「ウイリアムシェイクスピア2000」「マリーアントワネット」「ファビュラス！」　左下：「つるイブ・ピアッチェ」「ダブルデライト」　右下：ブルーパーフューム」

しのぶれど〜静かな存在感〜

平兼盛の和歌より命名された「しのぶれど」。そのセンスに共感して昨年6号鉢にて購入。京成バラ園創作のバラは花のみならず名前にも品性が感じられます。（ちなみに昨日「夢香」新苗を購入してしまいました。）今年は見事に咲いてくれました。赤いバラが多いので目立たないのですが、常に気になるバラです。快晴の日は白っぽく見えるのですが、今日のような曇りの日は淡い色が深みを帯びてきてきれいです。

ザ・ピルグリム〜ふんわりのじかん〜

日曜日の朝、ＦＭ-TOKYOから流れる「ふんわりの時間・中嶋朋子」を聞きながらバラをいじるのが楽しみなのですが、この番組にぴったりのばら〜ザ・ピルグリム。昨年京成バラ園より6号鉢にて購入して42cm角の鉢に移植。東側書斎窓横に棲んでいます。これまたあっというまに伸びて小型のシュラブローズだと思っていましたがすっかりつるバラになってしまいました。

薄い緑の葉の中で浮いているように咲く透明感のある薄い黄色。窓周りを飾る花としてはぴったりです。

書斎の窓を開けるとかすかにイングリッシュローズらしい香りがかすかに漂ってきます。

ブラック・バッカラ〜重厚な花びらで花持ち抜群〜

ベルベットのような花びらのブラック・バッカラ。昨年京成バラ園より大苗で購入。14号の深鉢に移植しました。昨年は良く咲いたのですが黒星病が多く出てしまいました。冬に表面に腐葉土を数センチほど敷いた上にバークチップを敷き込み強剪定しました。黒星病は全く出ず太いシュートがどんどん出てゴールデンウイーク開始と共にあっという間に咲きました。

すべての花を一度に切り切り花にしました。2週間は花形が崩れずリビングに咲いていました。

クレマチス「マジックフォンテーン」その後

4月27日に開花写真をアップロードしたマジックフォンテーン。3週間後にはこんな姿に。。。。不思議な世界です。。。

カーディナル・ド・リシュリュー〜大人の雰囲気〜

昨年旭川に行った時に思わず購入してしまったカーディナル・ド・リシュリュー。購入時は6号鉢の苗でしたがあっというまに伸びました。南西側の普通のバルコニーに棲んでいます。バルコニーの庇があるため半日陰ですが多くの花を付けてくれました。昨年は主枝からどんどんシュートが出て密集してきたので、間隔を空けて誘引してみました。紫の花は日陰ではきれいに咲くと言いますがその通りですね。バルコニーではルーフに比べると雨にもあまり当たらないので花が痛みにくいです。ホームセンターで売っている床から天井までの突っ張り棒にメッシュが付いた家具に誘引しています。身近な素材を活かし、スペースに合わせて誘引してみるのも面白いですよ。

夜のライトアップも落ち着いた大人の雰囲気が出る品種です。

隣で咲き始めたダイアナ・プリンスと（写真上）と春の誘引状況（写真下）

バラデザイン01〜赤いバラたち〜

職業柄か建築デザイン的な発想になってしまうのですが、東側のルーフは赤いバラを手前の手摺から「バロン・ジロード・ラン」「ルージュピエール」とつなげてアーチの「ルージュピエール」アーチ奥壁面の「ルージュピエール」と色の連続性をもたせてみました。実は写真の手前には深紅のウイリアムシェークスピア2000とジョージベストの蕾があります。赤いばらたちの手前には好みの淡い色の木ばらをランダムにレイアウトしています。ひとつの色（赤）を水平方向につなげていくと、空間全体の一体感と奥行き感を出すことが出来ました。強風が吹くため低い位置で花を咲かせる必要があることから、水平方向の連続性を創ることを考えました。

バロン・ジロード・ランが開花

花びらの先の白いエッジといい、ビミョーに紫がかった赤い花はとても上品な大人の雰囲気を醸し出しています。昨年新苗で京成バラ園より購入しましたが風通しの悪い場所に置いたらしくうどんこ病になり花がひとつも咲きませんでした。今年は真横に誘引したせいもあってかたくさんの花が咲きました。